よくあるご質問

  1. Q1.「はり」は痛くないですか?
  2. Q2.「きゅう」は熱くないですか?
  3. Q3.「はり・きゅう」は何故効くのですか?
  4. Q4.鍼で肝炎やエイズに感染しませんか?
  1. Q5.針を刺して危険なことはないですか?
  2. Q6.鍼灸はどんな病気に効果がありますか?
  3. Q7.何回ぐらい治療すれば治りますか?
  4. Q8.鍼灸は保険が効きますか?

Q.鍼灸はどんな病気に効果がありますか?
A.様々な病気に効果があります。
現在、もし病気になれば、病院に行き治療をします。病院では検査をし、異常を見つけ、病名を特定して、その病気の治療をします。現代医学は多くの病気を改善し、治癒させる事が出来る優れた医療です。

しかし、思った様に改善されないものが数多くあるのも事実です。その中に、鍼灸が非常に有効と思われる疾患が、少なからず有ります。

まず、辛い症状があるのに、検査で異常が見つからない場合です。

痛み(頭痛・眼痛・のどの痛み・背中の痛み・足の痛み・腰痛・腹痛など)・しびれ・足が吊る・眩暈・耳鳴り・吐き気・のどの異物感・動悸・不眠などが鍼灸の適応症です。

辛い症状があるにもかかわらず、検査ではどこにも異状が認められない場合、現代医療では、ただ、症状に対する薬が処方されます。薬を止めれば症状は、また出ます。

東洋医学では、様々な診断方法から総合的に判断して、どの部分に問題があるのかを考えます。例えば、目が痛い場合、後頭部の「風池」に凝りがあり、頭の「目窓」が陥凹しているなど、特有の経穴に特有の反応が現れます。その他、様々な治効穴を組み合わせて治療すると、症状は消えていきます。


次に、病名が特定されても、有効な治療方法が少ない場合があります。

神経痛は鍼灸が良く効きます。鍼灸は痛みの抑制を得意としますが、現代医療のペインクリニックと違う点は、痛みをとる治療がそのまま病気の根本を治す治療と一致している点です。鎮痛剤などで痛みを取るだけの治療では、神経痛は何度も再発して持病のようになりがちですが、鍼灸で根本的に治すと再発しません。

特に後頭神経痛・肋間神経痛は非常に良く治ります。坐骨神経痛はこじれると、完治に時間がかかります。三叉神経痛は西洋医学での診断と治療が必要です。もし、改善されない場合は鍼灸を併用して下さい。帯状疱疹後神経痛は、早い時期に鍼灸治療すればかなり有効ですが、半年以上経過していると、多少、改善されるくらいで治癒は困難です。