内耳の奥にある三半規管や蝸牛の中は、リンパ液に満たされています。 その振動や流れ方によって、音を感じたり、身体のバランスをとったりしているのですが、蝸牛管の中のリンパ液が
増え過ぎると内圧が高くなって「めまい」が起こります。
発作的に起こるめまいは、一方方向にグルグルと回転するのが特長で立っていられないほど激しいものです。 西洋医学では診断基準はきちんと整備されていますが、原因は分からず、治療法は対処療法に終始しています。
東洋医学では、「めまい」は昔から「水毒(水分代謝障害)」に因るといわれ、それに対応した治療をしますが、著効があります。
この病気自体は、それほど怖いものではありませんが、完治させないと、めまいの 発作を繰り返すため、社会生活が困難になります。
また難聴を伴うことも多く、その程度は徐々に悪化する傾向があるので、ぜひ完治させるべきです。この疾患は、水分代謝異常のほかに、精神的ストレス、胃腸の機能低下、自律神経失調などが合わさっていますが、 もともとの体質が大きいようです。
しかし、体質を変えるのは、なかなか大変です。取りあえず、発作を誘発するお茶・果物の摂り過ぎや、
うつむき加減の姿勢を長時間続けない様に注意します。 鍼灸治療とこれらの日常生活の注意で、症状は完全に抑えこむことが出来ます。
後は、じっくりと、水毒体質を改善していきましょう。自分でお灸をすえることをお薦めします。