小児はり

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是非知って欲しい「はりきゅう」


幼児のはり治療の様子その1
関西方面では江戸時代から何代も続いた小児鍼の家柄があり、比較的知られている事が多いのですが、東京近県では「えーっ、赤ちゃんに『はり』!」とびっくりする人が沢山います。

小児鍼の対象年齢は、産まれてすぐの赤ちゃんから4~5才位までです。小学生になると、身体も大分しっかりとして、成人と同じ治療が出来る様になりますが、当然治療は慎重にしなければなりません。

『小児鍼』の技法は、主に接触針で、軽く皮膚に接触するだけで、刺入することはありません。少し年齢が大きくなると、刺入することもありますが、00番といって、髪の毛よりも細い針で、痛みは一切感じさせない様にします。

小児鍼の適応症とは
↑「小児はりの適応症について」はコチラをクリックして下さい。



こんな時には「はりきゅう」を
幼児のはり治療の様子その2
+ 何となく元気がない
+ 不機嫌な時が多い
+ すぐ風邪をひく
+ 風邪をひくとなかなか治らない
+ 年中鼻汁が出る、又は鼻がつまっている
+ いつも緊張している
+ アレルギー体質がある
+ グッスリ眠らない
+ 食欲がない
+ 熱が出るとひきつける
+ あせもや湿疹がひどくなる
+ 下痢や便秘など…



幼児のはり治療の様子その3
大した風邪でもないのにその都度、抗生剤や解熱剤を使っているとなかなか薬との縁が切れなくなります。

もう良いかなと思って薬を止めるとまたすぐ風邪をひいてしまい、またまた薬に頼るという状態になります。幼児の場合、病気をしながら丈夫になっていくという側面があります。

薬を使わずに自分自身で病気を治すと、免疫力が強化されて同じ様な風邪はひきにくくなります。ひいたとしてもスムーズに治っていきます。

どんな場合にも、遺伝的な体質に大きく左右されるので子供を良く観察して、一番良い方法を選択して下さい。放っておいても治っていく子もいれば、どんなに注意していても年中風邪をひき、なかなか治らない子もいます。

『はり・きゅう』は、病院と縁が切れない子に、ぜひ試してほしい療法です。なるべく自分自身で治していく方法で、少しづつ体力をつけていきましょう。1~2年で見違えるようになります。