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骨粗鬆症による腰痛(圧迫骨折)

骨粗鬆とは、老化、ホルモンの低下などで骨中のカルシウムや蛋白質が減少し、骨が軽石の様にスカスカになった状態をいいます。

骨は非常に脆くなっていて、ちょっとつまずいたり、くしゃみをしただけでも骨折します。これを圧迫骨折と云い、骨折した部位に急性の痛みが出ます。

安静にしていれば、2~4ヶ月で急激な痛みは収まりますが、骨折した部位の背中が曲がり、慢性的な重だるさや鈍い痛さが残ります。

「鍼灸」では急性期は「鍼」で、痛みが収まってきたら「お灸」を中心に治療します。

骨折自体の修復には《お灸》が有効で、「お灸」をすることで、骨折部の曲がりを減らすことも出来ます。老化が絡んでいるので、治しにくい疾患のひとつです。

出来れば《自宅でお灸》をしてもらいます。その部位の骨は修復されますが、全体に脆くなっているので、違う部位にも骨折の危険があります。

他にこれといった治療法の無い疾患です。急激な動作を避け、筋肉を落とさないように軽い運動を続けて、骨粗鬆の進行を遅らせて下さい。

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