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原因不明の腰痛症

いろいろ検査をしても、何の異常も見つからないのに、いつも腰背部(ウェストより上の辺り)に重く鈍い痛みがあります。長時間同じ姿勢が続くと、硬く張ってきて辛くなります。

痛くて気になってしまって、その部分を自分で叩いたり、揉んだりして、さらに悪化させてしまう腰痛です。この腰痛は、「鍼灸」が最も得意とする疾患のひとつです。

どんな人も罹患する可能性はありますが、比較的、若くて太れないタイプの男性に多い疾患です。この場合には、胃腸が弱いという遺伝的体質があり、胃腸に負担がかかったり、冷やしたりすると症状が強くなります。

この体質がなくても、冷たい飲食物を多量に摂取したり、胃腸の手術をした後などにも発症します。 激痛は無いのですが、常に重苦しく、長時間のデスクワークが辛いので仕事にも差し支えます。

1〜3回程度の「鍼灸治療」で、重苦しさはほぼ無くなります。

遺伝的体質のない場合は、日常生活での注意を守って、少しの間養生して下さい。 遺伝的体質がある場合には、胃腸をいたわり、丈夫にしていくことを続けて下さい。

出来れば、「自分でお灸」を勧めます。

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