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当院の得意科目

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群(IrritableBowelSyndrome:通称IBS)は、腫瘍、潰瘍、炎症性腸疾患など、レントゲンや内視鏡により、異常が目に見える器質的疾患とは異なり、機能的疾患と呼ばれています。すなわち、腸に形態的な異常がないにもかかわらず、下痢や便秘、ガス過多による下腹部の張りなどの症状があり、腸が正常に機能しない疾患です。

胃や腸には、脳と同じ神経が非常に多く分布していて、脳と同様に「考える臓器」ということができます。胃腸と脳は自律神経により密接に繋がっていて、脳が不安や精神的圧迫などのストレスを受けると、自律神経を介して、ストレスが胃や腸に伝達されます。また、近年、過敏性腸症候群(IBS)にはセロトニンという神経伝達物質が関係していることが指摘されています。

セロトニンは、その約90%が腸内にあり、ストレスによって腸のセロトニンが分泌されると、腸のぜん動運度に問題が生じ、IBSの症状が現れます。

この過敏性腸症候群は、消化器科受診患者の半数近くを占めている程多い疾患ですが、種々の検査で異常が見つからない為に、適切な治療が施されないことが少なくありません。

ストレスは、その人の身体の弱い部分に現れます。「鍼灸」は、身体(胃腸)と心(ストレス)を同時に治療できる強みがあります。坑うつ剤などが多用されがちな疾患ですが、「鍼灸」は、副作用なく治療できる利点もあります。

“通勤中何度もしたトイレ下車”が、しない事で自信につながり、不安が不安をよぶ悪循環を断ち切ります。あわせて、自律神経の強化が必要です。