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病名のない病気

* 微熱が続く、常に頭痛がある、首がこわ張る、耳鳴りがする、疲れて気力が出ない、熱さにも寒さにも過敏に反応する、汗がジトジト出る、動悸がする、のどが痛い、のどが詰まる感じがする、眠りが浅い、朝早く目が覚めてしまう、何となく不安。

その他、いろいろ辛い症状があるにもかかわらず、精密検査をしても、どこも悪くありませんと言われ、精神的なものと決めつけられ、「自律神経失調症」と診断されて、精神安定剤を処方されている。
そんな時、東洋医学的な治療を試してみて下さい。
するすると、パズル が解ける様に、バランスの崩れが改善されることがよくあります。

* 東洋医学の診断は、まず問診により患者さんの辛い症状を聞きます。
その後、総合的に全身の状態を診ます。肌の色、匂い、冷え、緊張、弛緩、特に経穴(つぼ)の虚実(漢方用語空虚なのか、充実し過ぎているのかというような事)が重要です。

西洋医学での診断名(病名)は参考にはしますが、「鍼灸治療」には特に重要ではありません。

例えば、「めまい」を引き起こす疾患は沢山ありますが、「鍼灸」では、病名に関係なく「めまい」に対する治療をします。
病名の特定なしで治療が出来るのは、症状を取る治療が、病気の根本を治すことにも直結している場合が多いからです。
例えば、帯状疱疹では、疱疹に小さな「灸」をすえることで、病気そのものを治し、帯状疱疹後神経痛を予防します。
坐骨神経痛では、痛みや痺れを取ることが、神経痛自体を治します。


西洋医学では検査結果が重要です。
その診断によって治療法が特定されます。例えば、感染症で病原菌が特定されれば、その病原菌に対する薬剤が投与され、優れた治療効果が期待できます。
西洋、東洋、それぞれに優れた得意分野があります。西洋医学には保険制度という経済的利点もあります。