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腰椎脊柱管狭窄症
脊柱管は、脊椎の中心部を走っている細長い空間を指します。脊髄液で満たされていて、重要な神経が沢山あります。
この脊柱管が、生まれつきの未発達・すべり症・老化など様々な原因で狭くなり、中を通っている神経が圧迫される為に痺れ・痛み・引き攣れ・排泄障害などの症状が出ます。
一番特徴的な症状は間欠跛行(かんけつはこう)で、下肢の痛みや痺れなどで長時間は歩けないが、休むとまた歩けるという状態です。休む時に少し前屈みになる為、神経への圧迫が緩み、楽になるのです。
「鍼灸」は老化が進みすぎていると効果が薄れますが、80歳代前半なら完治は無理でも、かなり楽になります。痛みが取れたら、歩くことと、やはり「自宅でお灸」を薦めます。
手術は排泄障害など神経症状が現れると検討されますが、必ずしも良い結果ばかりではないので、充分に説明を受けて下さい。当院にも、手術前よりも辛い状態になって来られる方が少なくありません。
神経ブロックも同様ですが、施術した部分が硬縮していることが多く、「鍼灸」の治療効果は低下します。