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頸椎疲労
頚椎は、重い頭をいつも支えています。
頭の重さを、正しい姿勢でバランスよく分散させていれば問題はないのですが、デスクワークの姿勢は少し前傾になっています。
この姿勢で長時間、頭の重さを支える為には、首に相当な負担がかかります。加えて、パソコンは目を疲れさせ、後頸部に凝りを作ります。
頸部が凝ってくると、その部位を強く揉む人はいますが、これはもっと強い凝りを作ります。揉んでる時は気持ちが良いのですが、またすぐに、もっと強く揉みたくなります。その内に、どうし様も無いほど、後頸部に硬い塊が出来てしまいます。
後頸部の硬い凝りは、血管を圧迫し、神経を傷つけます。目の奥の痛み、頭痛、首肩の痛みしびれ、耳鳴りめまい、耳閉感など、また突発性難聴、メニエール症候群を引き起こす事もあります。
こういう時は温めることが一番です。マッサージや指圧は、物足りない位にして下さい。ストレッチも軽めのものを、毎日続けてすることが良いと思います。
いろいろ手当をしても首肩の辛さが取れない時、頭痛がある時、耳が塞がったり、耳鳴りがする様な時は「鍼灸」をして下さい。
「鍼灸」は無理なく、頚部の緊張を緩め、頸椎の疲労を取り除きます。
デスクワークをする時は、時々姿勢に気を付けて下さい。目を休める事も大事です。首筋に、直接冷風が当たることも、凝りを作ります。